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団体概要

NPO法人 STスポット横浜

所在地〒220-0004
横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1
連絡先TEL: 045-325-0411 FAX: 045-325-0414
eメール mail@stspot.jp
URLhttp://www.stspot.jp
活動目的
 NPO法人STスポット横浜は、小劇場「STスポット」の運営とアート教育事業部の活動を通して、パフォーミングアーツと地域社会の新鮮で豊かな環境づくりを目指します。
 次代のアーティストを発掘し、成長を支援します。
既成の概念を問い直す表現や新しい発想をもった作品の創造を支援します。
 アーティストに対する日常的な支援、批評の確立などすぐれた作品が生み出される環境とサービスを提供します。
アウトリーチやレジデンシープログラム、他の芸術機関や教育機関との 連携強化に積極的に取り組むことにより、地域の中でアーティストや観客が育つ仕組みを作ります。
 多様な市民参加のあり方を提案し、劇場とコミュニティーとの繋がりを深めます。
 国内外の芸術文化活動を調査研究し、劇場の役割や文化事業のあり方を提案します。
 地元および国内の芸術文化に活力を与え、今日的な意義を見出すパイロット的な芸術機関として新しい方法を追求します。
設立年  1987年 STスポット運営委員会として発足。2004年 特定非営利活動法人 STスポット横浜として、法人格取得。
沿革
 1987年、横浜駅前の再開発で民間ビルの建設が進められていた時期に、条例でビルの一部を公共施設にすることになり、ビル内の総面積100平米のスペースが、市に無償提供されました。市が、この空間の活用方法について、市民に提案を募集したところ、ギャラリーや「展示する場所」という意見が主流で、当初はそのように使われました。のちに、劇場や舞台として使えたらいいという意見が出てきて、照明を吊る設備を設置するなど、市民ボランティアにより(専門家も参加し、)今のSTスポットを作りました。 
 NPO法人化は2004年6月。それまでは、運営委員会を組織していました。運営委員会のキーパーソンは、現場の責任者、舞台・ダンスの専門家、岡崎松恵さん。学生時代に演劇をし、大学卒業後は主婦を経て、現場に戻ってきたという経歴の持ち主です。彼女のほかに、市内でボランティア活動を支援している人や企業の人、大学の先生など、さまざまなバックボーンを持った人10名以上で運営していました。運営ノウハウはほぼ、運営委員会時代にできあがりました。  
 法人化のきっかけは、事業拡大だったと思われますが、一番大きい要因は、2004年から2006年まで、Bank ART1929に共同運営者として携わっていたことです。この事業には、横浜市の創造都市政策の一環として展開しており、このような大規模な事業を実施するにあたり、法人格が要件とされました。また、神奈川県教育委員会との協働事業(アーツ21)を行うのにも、法人格が要件でした。
現在の
活動内容
●主な事業                                                                                STスポットは、大きな空間ではないので、一般的・ポピュラーなライブパフォーマンス・身体表現とはちょっと違う、地域とのかかわりやまちづくりを考えた独自のプログラムや、若いアーティストやこれからやっていこうという人を支援するプログラムを進めています。公設民営の施設で、広く市民に開かれているので、誰でも使え、特定の芸術的嗜好により、「これはやってはいけない」ということはありません。                                                     ・劇場運営:市民局文化振興課からの委託。NPO法人STスポット横浜が劇場「STスポット」を運営しています。基本的には、場所を貸すだけですが、美術や照明について、ノウハウを持っているので、相談にも乗ります。また2006年9月からは、NPO法人ANJとの共同体により、舞台芸術創造拠点「急な坂スタジオ」の施設運営を受託しました。                                                                              ・アート教育事業:県内の小中学校や養護学級に、アーティストと行き、子どもの健全育成・アート普及のための授業を実施しています。昨年までの5年間は県との協働事業として実施。今年からは、同様の事業を、横浜市の芸術文化教育プラットフォーム事業として実施しています。                                                                        ・芸術文化事業の企画運営:アーティストの育成支援を軸とした公演やワークショップなどを実施しています。                    ・人材育成・普及事業                                                                  若いアーティストを2年、3年継続して支援しています。劇場利用者を中心に会場費の減免などを行う提携公演や、プロデュース的な業務も含めて作品を一緒に制作したりというように、段階をふんで支援します。現在、3組~5組を支援しています。次の「急な坂スタジオ」レジデントアーティスト発掘につながるケースもあります。                                                           ・情報サービス事業                                                              ●「まちづくり、地域とのかかわり」について                                                      ・市の文化行政の中で、まちづくりや地域とのかかわりを考えつつ、独自のプログラムを展開しています。大衆向けの劇場とは異なるベクトルでの表現を追求しています。「よりたくさんの人たちに見せるためにつくる」というよりも、「表現したい人がいて、表現しようとしていることがあって、それを成立させていく表現を作っていく」のがSTスポットです。担っているのは芸術全体の一部ですが、それと共にどのようにそれらを公共に開いていくかも考えながら活動しています。                                                                 ・住宅街に所在するわけではないので、直接市民とのやり取りはありませんが、「劇場という場所があって、発信する情報があって、いろんな人と共有するところ」という点で、まちづくりだと考えています。誰もが楽しめるものではないかもしれませんが、そういう場所を広く知ってもらい、都市の中の、ひとつの文化を担いたいと思っています。                                                                                     
これまでと現在の組織形態
 STスポット横浜(旧:STスポット運営委員会)は、1987年11月横浜市が開設した小空間「STスポット」の運営団体として、ボランティア市民により組織されました。
 2000年4月STスポット横浜は理事会を組織し、2004年6月には法人格を取得、「特定非営利活動法人STスポット横浜」(以下、NPO法人STスポット横浜)を設立しました。
 2004年4月にはアート教育事業を設置しました。横浜市、横浜市教育委員会、横浜市芸術文化財団との協働のもと、子どもの健全育成・アートの普及のために、アーティストの学校への講師派遣、専門的人材の育成、プログラムの開発等、アート教育に特化した事業を展開しています。
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