調査研究事業
Research and Study

【磯子杉田リビングラボ〜フューチャーセッション】 「大都市郊外における空き家活用を考える」

レポート posted:2018.10.21

磯子杉田リビングラボ〜フューチャーセッション

今回のリビングラボでは、2018年10月から正式に運営を開始した磯子区中原にある「Yワイひろば」にて、キーパーソンのお二人からオープンまでの経緯、またご参加される皆さまとそれぞれ立場から空き家の活用方を考える場としました。

杉田リビングラボ 開催スケジュール

1)参加者の簡単な自己紹介
Yワイひろばのご近所に住まわれている方、実際に入居されている方、新聞を見て来られた方、市役所の方など、様々なかたが集い、空き家の活用について語り合った。
リビングラボ恒例の全員が自己紹介。参加者全員が主体的に意見交換します。

Yワイひろばに入居されているシステムエンジニアの境さん。1Fのスペースを使ってイベントも開催している。

2)Yワイひろばについて
・河原 勇輝 氏(株式会社太陽住建 代表取締役)

Yワイひろば立ち上げの経緯を説明する河原社長。

・関 洋子 氏(屏風ヶ浦ケアプラザ)

企業、区社協、行政、NPOと一体となった取り組みが大事と話す関さん。
ケアプラザは昔企業との接点が全くなかったそう。今では交流会に参加し、一緒に何ができるか議論する。(太陽住建さんとの出会いは、地域貢献企業とケアプラの交流会だった)

3)既築住宅産業におけるブロックチェーンを活用した省エネ改修(ローカルVPP)に関する提言:
・今村 美幸 氏(横浜市住宅供給公社)

継続的な活動にするために、スキームを作ることが大事と話す今村さん。

4)高齢者単身世帯の空き部屋活用 異世代同居について
・星野 哲東 氏(わんるーふ、クロスシングス)

シニアと学生をつなげて同居、共同生活を促す星野さん。

参加者全員で意見交換していく中で、キーワードとなったのは3つ

1つ目が「防災」
・災害時の活用、備蓄や安否確認、災害時の拠点になるような使い方ができればいいのではないか。
・例えば自治会費で備蓄などを補い、手助けが必要な方へのサポートをする。
・日頃から住民が集う場であれば顔がつながっているので、助け合うことができる。
様々な意見が飛び交った。

2つ目が「同居」
独居のシニアの方と、若者(学生)が同居することで、お互いを支え合うことができるのではないか、というアイデア。
若者が地域にいたとしても、定着している事例は少なく、日頃から交流できる場も少ない。実際に体験してみて、事業プランとしてスキームを作り、人と人との接点を見直して、困難な状況の方も生きていけるようにしたいと星野氏。

3つ目が「収益」
継続的な収入があれば、生活から居場所づくり、リビングラボのような活動も続けることができる。収益をどう産むか、スキームを作る(ビジネスとして)。
五人に一人が75歳、既存の住宅団地をビジネスにしていかないといけない。

■VPP=バーチャルパワープラント
団地を仮想発電所するプロジェクト
太陽光をブロックチェーンのスキームで事業を組み立てる
・エネルギーの見える化
・災害対策など
余剰金でリビングラボや地域貢献サービスなどの運営資金に充てる。エネルギー(お金)を生み出しながら、持続可能な住宅地モデルに向けた取り組みを考えていきたい。


大切なことは、「一緒にやってみる」こと

仮説を立て続けるのではなく、地域の中でやってみて、それからまた集まる。
一人一人のアイデアと行動力で、引き続き空き家の利活用について話し合い、行動していく。

(撮影・執筆:薄井)

<今回の実施概要>
日時:2018年10月20日(土) 13時〜15時
場所:Yワイひろば(横浜市磯子区中原4-1-30)
https://www.facebook.com/YWaiHiroba/

主催:磯子杉田リビングラボ
協力:LOCAL GOOD YOKOHAMA
横浜市市民活動支援センター
認定NPO法人市民セクターよこはま

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