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まちかどケアホームページがリニューアルしました。

お知らせ posted:2025.07.07

新しい認知症ケアの幕開け

 2004年、「痴呆症」から「認知症」への名称変更をきっかけに全国で「新しい認知症ケア」を考える機運が高まりました。横浜市において市内諸機関・団体と協働しその推進を担ってきたのがわたしたち認定NPO法人市民セクターよこはまです。 “地域で暮らす一人ひとりができること”という視点で様々な取組みを企画・運営する一連のプロジェクトを「まちかどケア」事業と名付けました。

“自分事”として考える

地域で暮らす一人ひとりができること”とは何でしょう。それは認知症について “だれも無関係ではない”と気づくことから始まります。だれもが当事者になりうるし、介護する立場にもなりうる。長年の友人が認知症の診断を受けることもあります。医療・介護等の仕組みは頼もしい存在です。しかし日常生活のすべてを委ねることはできません。それぞれにやってくる「認知症」というテーマとの接点においては、一人ひとりが深く学び、出会いや体験を通じて認識をアップデートしていくしかありません。ですからわたしたち市民セクターよこはまは、認知症サポーター養成講座や認知症カフェなどだれもが参加できる取組みを重視し、多くの事業を手掛けてきました。

「認知症」を越えて

認知症には“見えない障害(invisible disability)”としての側面があります。特に若年性認知症や初期で軽度の方ならば、特段の事情がある人という第一印象は持たれにくいでしょう。そこでもう一歩考え方を進める必要があります。すなわちわたしたちの社会で求められているのは「認知症の人」への対応ではなく、すべての人が何らかの事情を持っているかもしれないという前提に基づく姿勢です。何らかの義肢装具を使う人かもしれない、内部疾患を治療中の人かもしれない、言語にハンディキャップがある人かもしれない、そして認知症のある人かもしれない、と。それが日常生活のあらゆるシーンに適切な気づかいが行き届く「まちかどケア」のある社会。「認知症」を入り口に、「認知症」を超えて、わたしたちの社会のあり方を少しだけ変え、だれもが暮らしやすい世界を実現するアイデアです。

新しい「まちかどケア」へようこそ!
https://machikadocare.jp

 

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